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「リラックス気功では八段錦をやりました。
全身を使っての時間は授業というより、次元を超えた異空間の中に自分がいるようでした」
これは、この春、風の輪学校を卒業した千紘ちゃんが寄せてくれた感想です。
読んだ瞬間、思わずニンマリ(^_^)笑顔!
なぜなら、まさしく気功は別次元を体感するツールともいえるからです。
こう書くと少々怪しまれてしまうかもしれませんが…。

気功は「調身」「調心」「調息」といわれる三調を基礎にした心身鍛錬法です。
鍛錬だ!と定義されると、何かとても苦労して頑張って鍛えていくもののように
思われそうですが、実際の気功を体験されてわかるように、
本来はとても簡単な姿勢や動作の中に快感を見つけていくものなのです。
心地よい体験が道しるべになって、気功体験を深めていけるところがミソ!

蒔人君、耕作君のように、若い世代においては
気功の授業を自分の心と体を知るきっかけのひとつとして、
なおかつ、この先、よりよく生きていくための自己調整力の手だてとして
身につけてもらえれば幸いだと思っているのですが、
他の気功教室では、最高齢84歳の方も参加され、
さまざまな年代の方が無理なく取り組もうとするとき、
この「気持ちよさ」という要素がとても大切になってくるのです。

ただ、体内に快感を見つけて育てていくのはそう簡単ともいえません。
気功をしながら何か考え事をしているうちは、快感をあまり深く味わえないからです。
快感というのは、脳の深いレベルでの知覚です。
現代人の普段の脳は、前頭葉が常に血行過剰で他の部分が血流不足となり、
充分機能しにくい状態にあるといえます。
ですから、自分の「体にいいか悪いか」も知識、情報で決めてしまって、
肝心の自分の体にたずねることができない場合が多いのです。
体レベルのYes/Noは「気持ちいいか、気持ちよくないか」として返ってきます。
「体の言い分」に沿って快感を育てていく気功は、ある意味、
「身体知」を研ぎ澄ます手段ともいえます。

では、気功の快感とはなんでしょうか…。それはどこから来るものか…。
気功の基本的定義である三調にそって言えば、
それは「体、呼吸、意識の非日常化」による快感といえます。
普通は体を調えてから呼吸を調え、少し上達して意識を調えるというように習うのですが、
まず意識が少しだけ「非日常化」しないと、実は体を調えることができにくいのです。

いつも練功の中で、気のボール(泡球)をつくって楽しんでいますが、
こうした実技を通して自分の実感する「気」にリアリティを覚えれば覚えるほど、
日常的な約束事にしばられた(?)日常的身体への実感を手放すことになっていきます。
人は社会生活を営むうえで、そつなく(?)適応するために身につけてしまった
たくさんの緊張があります。心のこだわり、人間関係のこわばりは
肉体の緊張として刻まれているのです。
社会的役割によって、筋肉と呼吸と意識が不本意な緊張状態を生み出してしまう日々の中で、
そんな「らしさ」のヨロイを脱ぎ捨ててもいい空間があるとしたら…。

ひとりひとりが心身を調えて、いつもとちょっと違う脳波状態(入静)となり、
穏やかな心持ちになれる…。そんな「気功的空間」が創られた時、
別次元のような心地よい気の場ができあがり、
その場の力が各人の「生命力」を高めてくれることになるのです。
まさに「ひとりはみんなの為に、みんなはひとりの為に…」
そんな時空間が存在しているのです。

自分の体の中に「別次元」がある!
そんな静かな快感を一緒に楽しみませんか?
 

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